雑談はオトコを救う?!
日時:2024年06月7日(金) open18:00/start19:00
会場:ロフトプラスワン(東京 新宿)新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2
出演:浅野真澄、斉藤章佳、大村綾人
※ライブ配信もあります
犯罪加害者男女比から考える
「雑談はオトコを救う?!」
正直、ピンとこないイベントタイトルかもしれません。
「オトコを救う」ってことは「オトコは救われていない」という前提だよね?
どういうこと?
と思うかもしれません。
今回のイベントでご一緒する精神保健福祉士・社会福祉士の斉藤章佳さんは、2005年に日本で初めて性犯罪再犯防止プログラムを立ち上げ、性犯罪をくり返してきた人々の再犯防止や治療にあたってきました。
法務局総合研究所による調査によると「性犯罪の99%は男性が加害者」(平成20~21年)。
斉藤さんが加害経験者と話してきた中で、性欲の強さを訴えてくる人はごくまれで「四大卒、会社員、既婚の男性」が多いそうです。
しかし「警察の取り調べ~裁判」では「性欲を抑えきれなくて犯行に及んだ」というストーリー、「性欲原因論」が用意されていて、それがそのまま報道されているため、「特殊な男性が加害者になる」と思われているものの、実際はそのとおりではない。
性欲の強い人ですら、交番の前や街の往来で女性を襲うことはなく、被害者や場所、状況や時間帯を慎重に選んで加害行為に及ぶ。
つまり、実は性欲をコントロールできているのです。
性加害だけでなく、DV加害者の9割が男性。
アルコール依存症の診断基準を満たす人は男性の1.0%、女性の0.1%という割合。
また、自ら命を終わらせる選択をした人の性別を見ると男性は常に女性の2倍以上の数字が出ています。
では、
何がオトコをそうさせるのか?
なぜこのような極端な数字、割合が出るのか?
イベント開催のきっかけ
斉藤さんが性犯罪再犯防止プログラムを立ち上げるきっかけは「アルコール依存症」の臨床。
「アルコール依存症」の患者さんに関わる中で薬物依存や摂食障害などさまざまな問題に接してきました。
男性がなぜ依存症に陥りやすいのか。
その原因は「男性自身」にあるものなのか、何がどのように作用して男性を「そのように」させていくのか。
丁寧にたどっていき、その原因をつきとめた本が亜紀書房から販売中の『男尊女卑依存症社会』です。
![](https://mirakki.jp/wp-content/uploads/2024/05/20240607_info-1-768x1024.jpg)
この本のプロモーションで文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」火曜日にお招きした際、1979年生まれの斉藤さんと1980年生まれの私は、打ち合わせで大いに盛り上がりました。
気づけば本番と同じ時間、2~30分にわたって喋り続けました。
原因をつきとめたうえで何が必要なのか。
‐必要なのは「雑談」だ‐
というところにたどり着き
「今のこのトークも、たくさんの人たちに聞いてもらいたいですよね!イベントやっちゃいません?!」
と提案しました。
なぜ「雑談」なのか、そもそも「雑談」ってなんなのか、
その過程をイベントでお話していきます。
声優・絵本作家・ラジオパーソナリティの浅野真澄さんも
そしてこのイベントには、声優・絵本作家・ラジオパーソナリティの浅野真澄さんにもご登壇いただきます。
なぜ浅野さんをお招きしようと思ったのか。
それはXのスペースで話しました。
アーカイブを残していますのでぜひお聴きください!
ぜひ、あなたが1回目の目撃者に!
これまで主催してきた「音楽」や「ラジオ」「サブカルチャー」のトークイベントとはまったく異なるためか、チケットの売り上げがゆるやかです。
老若男女、楽しく「なるほどねぇ~」「こうじゃない?」と声をあげられるようなイベントにします。
新機軸のトークイベント、1回目の目撃者になってください。
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