HiiT FACTORYのEP『NOVA』(9月4日発売)に収録される『Crazy More Strange』を作詞しました。
作詞家デビューです。

HiiT FACTORYとの出会い
HiiT FACTORYとの出会いは2023年2月10日にさかのぼります。
ヒャダインさんとのトークユニット「genEric genEsis」の第1弾イベント『love feels dAnce trax”2 billion Mix”』を
A Talk Club WOOFERで開催しました。
その回のテーマは”ジェネリックTK”
「小室哲哉プロデュースっぽいけど、そうではない曲」を紹介するという内容でした。
観客の中に、私と同じく文化放送「レコメン!」に若手スタッフとしてスターティングメンバーに入った放送作家
りんさんがいました。

終演後、イベントの感想とともに
「ジェネリックTKを今まさにやっている面白いグループがあるよ!」
と教えてくれたのが「HiiT FACTORY」でした。
その時点で配信されていた曲をすべて聴き、「これは素晴らしい!」というのを頭の片隅においたまま9カ月。
genEric genEsisは、BAYFMで特別番組をやることになりました。
2023年11月23日(木曜日)に放送された『9の音粋スピンオフ特番「ジェネジェネ90s -鳴り響けボクらのJ-POP-」』です。

この特番の中で「ジェネリックTK」の代表例として「HiiT FACTORY」の「Wake Up!!」をオンエアしました。
イベントで発掘してきた90年代のジェネリックサウンドを特番でもオンエアしていたのですが、HiiT FACTORYのみ2023年の発売。
3時間の特番の中で異彩を放ちつつ、グループの趣旨とジェネジェネ特番の趣旨は完璧にマッチしていました。
そして作詞家デビュー!?
その半年後、2024年の5月にこのホームページを立ち上げ。
6月下旬、ホームページに設置したメールフォームから問い合わせが届きました。
それが今回の作詞依頼でした。
かつて自分がやっていたバンドでは作詞をしていましたが、商品として世に流通するものに歌詞を書くのはこれがはじめて。
「ラジオ番組を担当していると、放送作家は番組のテーマソングの作詞をまかされがち」ということがあるらしいのですが、私はそれに当てはまらず、「番組内で歌われたもの」は存在しても「世に流通する番組のテーマソングの作詞」をしたことはありません。
なので、本当に純粋な「作詞家デビュー」です。
44歳にして、放送作家23年目にして働いている年数が、年齢の半分を超えたタイミングで「デビュー」がある。
ありがたいことです。
これだけの時間がきっと必要だったのでしょう。
23年分の蓄積を制作チームの横山さん、水江さん、作曲・編曲の石坂翔太さん、そしてHiiT FACTORYのAiruさん、Reyunaさん、Yuzukaさんにドカッと一気に投げ込みました。
その結果……素敵な曲ができました。
タイトルは「Crazy More Strange」
genEric genEsisのイベントでも大好評をいただきました。
そして、タイトルを読んだだけでツッコミたいことが複数ある人、きっといると思います。
どのように作り、どんな思いを込めたのか、レコーディング現場でどんなことを感じたのか。
お話したいことはたくさんありますが、それは9月15日(日曜日)に恵比寿のTimeOut Cage & Dinerで行われる「NOVA」発売記念 アルバム試聴&楽曲解説セミナーでお話します。
私はこのイベントの司会もつとめます。
チケット販売中。
配信もあります。
まずは9月4日にEP『NOVA』を購入して、6曲すべてお楽しみください。
そして15日、恵比寿で会いましょう。
運と縁に感謝。恩を返します。
オンエア情報
HiiT FACTORYの新曲「Crazy More Strange」
8月19日(月曜日)夜9時から生放送の「9の音粋」の中でオンエアします。
ぜひお聴きください。


